特殊切手

【価格が安め?】第一次国立公園シリーズ「支笏洞爺切手」の買取相場は?

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1953年に発行された支笏洞爺切手を売りたい!本当に高く売れるのかな?
切手買取は初めてだけど、どうやったら高い値段で買ってもらえるんだろう。

支笏洞爺切手は戦前発行の国立公園シリーズの切手と比べるとやや価値は低めではありますが、売り方によってはある程度の金額がつきます。

この記事では支笏洞爺切手の買取金額、そしてどうやったら高く買取になりやすいのかのポイントを5つご紹介。

ぜひ切手買取の前にお読みいただき、査定の際に役立ててください。

 

1.支笏洞爺切手の買取価格

支笏
洞爺
切手
使用済 未使用 20枚
シート
小型
シート
5円 30円
〜90円
80円
〜200円
2,000円
〜6,000円
1,000円
〜数千円
程度

10円 60円
〜180円
300円
〜900円
7,000円
〜2万円

支笏洞爺切手の買取金額は上記のようになりました。

実際に取引されている金額の2割から6割程度の金額と切手の状態によって差が出てくる値段です。

戦前発行の国立公園シリーズと比較するとかなり金額が下がったような印象ですが、直近で発行された切手で現存数が多いので仕方ないのかもしれません。

 

あまり高額査定は期待できない

国立公園シリーズは額面によっては数万円を超える金額で売れることがありました。

しかし今回の支笏洞爺切手は20枚シートでも10円切手でも1万円以上の金額がつくことがあまりないようです。

高く売りたいなら付加価値として初日カバーで売る、セットで売るなどの工夫が必要です。

また使用済みだとしても珍しい消印が使用されていると、コレクターからの人気が高くなり高額査定になる可能性もあります。

 

小型シートは高く売れる

また2枚の切手が1枚の台紙に印刷された小型シートも発行されているのですが、この小型シートは高く売れる傾向にあります。

状態がかなり悪くても1,000円程度で売れ、市場では数千円を超える金額で取引されていました。

小型シートにそのまま消印を押された物でも1,000円以上の買値がつくことが多いので、お持ちの方はラッキーと言えるでしょう。

 

2.支笏洞爺切手を売るならバイセル・福ちゃんがおすすめ

支笏洞爺切手を売るならバイセル・福ちゃんに査定を依頼するのがおすすめです!

切手の買取には実績・そして経験のあるスタッフがいる買取店を選ぶのがいちばんの高価買取への近道だからです。

切手買取経験の薄い買取店、実績のない買取店では切手を高く買い取ることができません。

なぜかというとコレクターに販路がないため高額買取が不可能、そして切手の価値を見極める能力のないスタッフでは使用済み切手のFDCや消印の種類によって適切な金額を提示することができないからです。

今やあなたは切手の買取相場を知っているのに「あれ?実際はこんなもんか」なんて妥協したくないですよね?

バイセルや福ちゃんならあなたの希望している金額に近い、または上回る金額で支笏洞爺切手を買取してくれる可能性があります。

 

査定は複数社に依頼すべき!

また支笏洞爺切手を査定してもらうなら、複数の会社に依頼をしてから売るべきです。

切手買取の金額は会社ごとに基準が設けられており、そのスタンダードによっては買取金額が差が出ることがあります。

バイセルも福ちゃんも業界ではトップクラスの買い取り基準を設けていますが、この2社に依頼をしても金額は多少違うはず。

1円でも切手の買取金額を取りこぼしたくないなら、2社以上の会社に査定を依頼し、高く買ってくれる会社を見極めてから売るのが大正解。

バイセルや福ちゃん以外にもピンときた会社があれば、その買取店も含めて査定を依頼してから売りましょう。

 

高額買取を狙うならバイセルがおすすめ!

バイセルは切手買取界でもかなりの高い基準で切手買取を行なっている買取店の1つです。

特にバイセルは高い金額で切手を買ってくれるばかりでなく、申し込みから最短30分で出張査定に来てくれる機動力の高さが強み。

切手の価値は変動する可能性があるものなので、相場に近い金額で売りたいなら思い立った時にすぐに売ることが重要になります。

早く切手の価値を知りたい場合や急いでいて切手コレクションを整理したい場合にぴったりの買取店なんです。

バイセルのポイント

  • 切手買い取り業界でもトップクラスの水準の買取金額なので予想以上の金額で売却できる可能性がある
  • 無店舗経営を行うことで余分な経費をカットし、買取金額に回すことができる
  • 全国にスタッフを配置しているので申し込みから最短30分と短い時間での査定が可能

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安心できる丁寧な買取がいいなら福ちゃんがおすすめ!

福ちゃんは親切丁寧な接客と査定をしてくれると評判の買取店です。

特殊切手や記念切手など多くの切手を買取してきた実績から、適切な値段で買取金額をつけてくれると評判。

「このスタッフがいうことなら信頼できる」「気持ちの良い取引ができた」という実際の体験談も多いので安心です。

出張買取の際も非常に親切に査定の理由などを教えてくれて助かった、という体験談も多く安心して利用できるお店と言えるでしょう。

福ちゃんのポイント

  • 査定の説明が丁寧で価格にも満足したなど顧客満足度が高い買取店
  • 劣化した切手でも買取になったという声が多く、また買取金額も高い
  • 宅配買取・出張買取が可能なので忙しい方でも家から出ずに切手を売ることが出来る

福ちゃんの無料査定はコチラから

 

3.支笏洞爺切手とはどのような切手なのか

次に支笏洞爺切手の成り立ちや概要について解説していきます。

第1次国立公園シリーズの中の1枚として1953年7月25日に発行された特殊切手です。

切手の買取相場には、その切手が作られた背景や発行枚数による希少性が大きく関連するもの。

査定の結果に疑問を抱いてもやもやすることがないように、歴史についても学んでおくと役に立ちますよ。

 

額面は5円と10円

支笏洞爺切手の額面は5円と10円の2種類のみの発行になっています。

磐梯朝日切手までは4種類の額面(5円・10円・14円・24円)が発行されていましたが、支笏洞爺切手からは2種類の発行になりました。

ココがポイント

当時の郵便料金はハガキを1枚送るのに5円、定型の封書を送るのに10円がかかりました。もっとも利用頻度の高い切手の額面が5円と10円だったんです。

ちなみに1953年、戦後間もない日本は貨幣価値が大幅に変わっていっている時期。サラリーマンの月収は2万円程度が相場でした。

貨幣価値は現在の7分の1程度だったと言われているので、現在でいうと35円と70円切手が発行されていた感覚です。

冒頭で紹介した買取相場データと比較すると、だいたい額面通りの買取金額になっていることが分かりますよね。

 

発行部数が多かった

支笏洞爺切手はどちらも20面シートで発行されました。

5円切手の発行枚数は2700万枚、10円切手の発行枚数は2,800万枚とかなり膨大な数が発売されたのです。

ココがポイント

磐梯朝日切手は5円・10円切手は共に300万枚の発行で、4種類の額面全ての発行枚数を合計しても800万枚でしたから、相当数が発行されているのです。

切手がたくさん発行されてしまうと、流通量も多くなり現在にまで保管されているものも多くなります。

そのため切手の買取相場に重要な希少性が下がってしまい、支笏洞爺切手からは買取金額が低めになったのです。

 

支笏洞爺国立公園とは?

出典:環境省HP

支笏洞爺国立公園を切手のモチーフとして採用した支笏洞爺切手についても触れておきましょう。

北海道にある国立公園で1949年5月16日に支笏湖・洞爺湖のカルデラ地帯を中心に登別や羊蹄山付近のエリアが国立公園として指定されました。

ココがポイント

公園内には火山群が多くあり、その影響で温泉も豊富で観光スポットとして人気のエリアです。

5円切手のデザインとして採用されたのは「支笏湖」、10円切手のモチーフになったのは「羊蹄山」。

支笏湖は「日本最北の不凍湖」と言われています。支笏湖は元は火山が噴火した際に形成されたカルデラで、湖の奥底には温水が残っているそうです。水の温度が高いために北海道の厳しい冬の気温でも凍らないのです。

羊蹄山は富士山によく似た形をした山で「蝦夷富士」とも呼ばれています。標高は1,898メートル。日本百名山にも指定されています。4〜6時間程度で登頂できる登山コースも4つあり、山登りにもちょうど良いスケール感です。

 

4.支笏洞爺切手を1円でも高く売る5つのポイント

額面をやや上回る程度の買取金額が相場の支笏洞爺切手ですが、ポイントを押さえておくことで1円でも高く売ることができます。

今から5つのポイントをお伝えするので、切手の査定にぜひ役立ててください。

 

支笏湖洞爺切手の2種の額面を揃えて売る

シリーズで発行されている切手は、全種類を揃えて売ることでより高く売れる可能性があります。

切手コレクターが古切手を求める場合は、出来るだけシリーズが揃っている状態のものを求める傾向にあるからです。

家に2種類の額面がある場合は1枚ずつ売るのではなく、2つまとめて査定に出してみてください。

単独で売るよりも高い金額がつく可能性があります。

 

使用済み切手にも思わぬ価値がある可能性があるので捨てない

すでに消印が押されている使用済みの切手、冒頭データでは価値が低めですが消印によっては価値が高まる可能性があります。

有名どころでは発行日の消印が押されたFDC(初日カバー)というものは、通常の使用済み切手よりも高い値段で売れるんです。

ココがポイント

これはコレクターにとって「発行日と消印が一致=珍しい」ということで高値が付きやすいため。

そのほか珍しい消印が使われている、消印が切手の真ん中に押されていて局名や日付などが全て確認できる場合はより価値が高くなる可能性があります。

消印が押してあっても付加価値に繋がる可能性があるので捨ててしまわないでくださいね。

 

小型シートは高く売れるので切り取らないで売る

支笏洞爺切手の小型シートは1枚1,000円〜数千円程度の値段で売れる切手です。

バラ切手よりも高く売れる可能性が高いので、小型シートの価値を損ねないように注意してください。

少しでも切れ目が入るとバラ切手扱いになってしまうので、切手だけを切り取って査定に出すようなことはしないこと。

小型シートを見つけたら、切手をバラさないでそのまま査定に出してください。

 

発見してから査定までの間に適切な保管方法を取る

出典:メルカリ

切手の買取金額は保管状態によってもかなり差がつくので、劣化が進まないような保管方法を知っておきましょう。

査定業界では切手の裏にノリが残っているもの、色あせていないものを美品として扱い、それだけ価値が高くなるのです。

66年前に発行された切手ですからある程度は劣化しているかもしれませんが、それ以上汚れたりしないように気をつけましょう。

売れそうな切手を発行したらすぐにクリアファイルなどに入れ、直射日光が当たらないように査定の日まで置いておいてください。

 

実績ある信頼の置ける買取店を選ぶ

最後に重要なのが実績があり、信頼の置ける買取店を選ぶことです。

切手買取の実績が少ない買取店は査定に慣れておらず、適正な金額で買取金額を提示できないことがあります。

また口コミ評判も重要で、実際に利用した顧客が「高い金額で買い取ってもらえた」と言っているお店を選ぶのがポイント。

今回紹介したバイセルと福ちゃんという切手買取店は実績や口コミ共に申し分ない買取店です。

ここで紹介した5つのポイントをしっかり抑えて、支笏洞爺切手をより高い値段で売れるようにしてくださいね!

 

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