第一次国立公園シリーズ「上信越切手」はいくらくらいの値段で売れるの?
どこに売れば一番高く買ってもらえるの?
切手を初めて売る方はそんなふうにたくさんの疑問を抱えていることと思います。
実は切手の買取相場を把握していても、適切な買取店選びができないと安く買い叩かれることもあるんです。
そこでこの記事では上信越切手の買取金額はもちろん、金券ショップと買取店どちらに売るのがお得かなどを検証しています。
ぜひ切手買取について不安を抱いている方は参考にしてみてくださいね。
1.上信越切手の買取価格はいくら?
上信越 切手 |
使用済 | 未使用 | 20枚 シート |
小型 シート |
5円 | 25円 〜50円 |
70円 〜130円 |
1,500円 〜3,000円 |
1,000円 〜数千円 程度 |
10円 | 50円 〜100円 |
150円 〜300円 |
3,000円 〜7,000円 |
上信越切手の買取はこちらのデータのようになりました。
未使用品であれば額面よりもやや高い金額で売れることがわかりますね。
また使用済み切手は表の中では金額が低いですが、初日カバーのものや消印が珍しいタイプのものはより高く売れることもあります。
上信越切手は20面シートで販売されていて、シートのまま残っている場合は数千円の価値があるので、持っている場合は切り取らないで丸ごと査定に出しましょう!
額面通り~少し高いくらいの価格
当時の5円は現在の50円、10円は100円程度の金額ですから、額面通りか少し高いくらいの価格で取引されていることになります。
しかし第一次国立公園シリーズは人気のシリーズ、状態が良ければ額面以上の金額で買取になる可能性もあります。
なるべくセットで売りに出す、シリーズを全て持っているならまとめて売るなどするとさらに高額で売れますよ。
ココがポイント
上信越切手は戦後発行の切手ですが、シリーズ内には戦前に発行されたものもあり、戦前発行の国立公園シリーズ切手は1枚数千円の価値がつくこともあるのです。
2枚連刷は希少価値あり
通常切手は一種類の額面や図柄をシートにまとめて発行していますよね。
しかし2種類の切手が1枚のシートに隣り合わせで印刷されていることがあり、これを2枚連刷と言います。
上信越切手にも2枚列のものが存在し、これはかなりレア度が高く、通常よりもかなり高値で売れる可能性があります。
もしも5円と10円の違う額面の切手が繋がっているものを持っているならかなりレアなので決して切り離さないでください!
切り離した時点で単なるバラ切手になります。
2.上信越切手を査定に出すならバイセル・福ちゃんへ!
満足いく値段で、接客で上信越切手を売りたいなら買取店選びが重要です。
当サイトでおすすめなのはバイセル、福ちゃんの2つ。
どちらも切手買取業界では実績や買取金額の基準がTOPクラスなことに加え、どちらも査定料が無料でユーザー負担がないのもポイントです。
切手を何万枚と買取してきた実績のあるスタッフが適正な金額を提示してくれるので、買取金額にも満足できるでしょう。
正しく鑑定を行うために必要な知識と経験を持ち合わせているのがバイセルと福ちゃんの2店舗なのです。
2店舗以上の査定してもらうのは鉄則!
そして買取金額をさらに高くするためには2店舗以上に査定してもらうのが鉄則です。
1店舗だけの査定では、ズバリもったいないのです。
というのが切手の買取金額は会社ごとに設けている基準などにより提示額に差が出るのがほとんど。
つまり何店舗かに査定をしてもらい、金額を比較して1番高い買取額を提示してくれた買取店に売ることで最高額を受け取ることができます。
バイセルや福ちゃんなら査定料がかからないので気軽に見積もりを依頼できますよ。
高く買い取ってほしいならバイセルがおすすめ!
バイセルは切手買取界でもかなりの高い基準で切手買取を行なっている買取店の1つです。
特にバイセルは高い金額で切手を買ってくれるばかりでなく、申し込みから最短30分で出張査定に来てくれる機動力の高さが強み。
切手の価値は変動する可能性があるものなので、相場に近い金額で売りたいなら思い立った時にすぐに売ることが重要になります。
早く切手の価値を知りたい場合や急いでいて切手コレクションを整理したい場合にぴったりの買取店なんです。
バイセルのポイント
- 切手買い取り業界でもトップクラスの水準の買取金額なので予想以上の金額で売却できる可能性がある
- 無店舗経営を行うことで余分な経費をカットし、買取金額に回すことができる
- 全国にスタッフを配置しているので申し込みから最短30分と短い時間での査定が可能
丁寧に買い取ってほしいなら福ちゃんがおすすめ!
福ちゃんは親切丁寧な接客と査定をしてくれると評判の買取店です。
特殊切手や記念切手など多くの切手を買取してきた実績から、適切な値段で買取金額をつけてくれると評判。
「このスタッフがいうことなら信頼できる」「気持ちの良い取引ができた」という実際の体験談も多いので安心です。
出張買取の際も非常に親切に査定の理由などを教えてくれて助かった、という体験談も多く安心して利用できるお店と言えるでしょう。
福ちゃんのポイント
- 査定の説明が丁寧で価格にも満足したなど顧客満足度が高い買取店
- 劣化した切手でも買取になったという声が多く、また買取金額も高い
- 宅配買取・出張買取が可能なので忙しい方でも家から出ずに切手を売ることが出来る
3.上信越切手ってどんな切手?
上信越切手は正式には「上信越高原国立公園切手」といい、1954年6月25日に発行されました。
1936年から発行されている第一次国立公園シリーズの中の1枚で、発行開始から18年後に発売された切手です。
第一次国立公園シリーズ切手は初のグラビア印刷を用いて作られたこと、図案に写真が使われていることから非常にコレクターに人気な作品。
特に戦前に発行された国立公園シリーズは戦時中の混乱で失われたものも多く、レアな者として愛好家が今でも欲しがる切手になっています。
額面は5円と10円
上信越切手は5円と10円の2種類の額面で発行されました。
図案も2種類あり、5円は「浅間山」10円は「谷川岳」の写真が使われています。
ココがポイント
ハガキの総量である5円と普通郵便に使われる10円の2種類で、需要が高いために発行枚数はそれぞれ400万枚です。
戦後の日本は貨幣価値がどんどん上がっている時代で、5円は大体35〜50円程度、10円は70円〜100円くらいの価値があります。
第一次と第二次の切手がある
上信越切手と1口に言っても実は第一次と第2次発行のものがあります。
第一次とは今回紹介している1954年発行の上信越切手のこと、第二次とは1965年3月に発行された上信越切手の事です。
気をつけておきたいのは戦後に発行された切手でも、価値がかなり違うということ。
ココがポイント
第二次発行の上信越切手は5円切手の買い取り金額がだいたい10円程度、10円切手がだいたい20円程度で価値が低いです。
切手の額面や印字されている文字は「上信越高原国立公園」で同一ですが、発行時期によってかなり金額が違うので注意しましょう。
見分け方としては第一次上信越切手はどちらも横型で5円がモノクロ、10円が緑がかった色であること。
第二次上信越切手は5円が縦型のセピア印刷、10円が赤紫色の横型の切手である事です。
上信越高原国立公園とは
群馬県と新潟県の県境にまたがる国立公園で、1949年9月7日に国立公園指定された地域です。
このエリアには志賀高原を中心として、浅間山や草津、苗場などの活火山が日本で最も密集しています。
標高の高い山が多くあるために高原は避暑地としても有名で、湖や湿原なども多く自然を観察できる地帯としても有名です。
火山があることから温泉も多く、夏は避暑地として冬は温泉を楽しんだりスキーを楽しむことができます。
5円切手の意匠となっている浅間山は標高2568メートルの活火山で、2019年8月にも小規模な噴火を起こしています。
しかし山頂部は噴火によって山の一部が吹き飛ばされたカルデラが形成され、円錐状の美しい山です。
切手の図案に採用された谷川岳は大きな岩壁でできた山で、山頂はトマの耳・オキの耳と呼ばれる2つの部分に分かれています。
ロープウェーを使用した登山ルートも開かれていて、初心者でも登山を楽しめる山として有名です。
ココがポイント
しかし登山ルートの中に危険な場所が多い、気候変化が激しいことから遭難者の多い山としても有名!登る際はしっかりルートを確認してからにしましょう。初心者はロープウェーを使った初心者ルートがオススメです!
4.上信越切手は金券ショップで高く買い取ってもらえる?
上信越切手を金券ショップで売りたいと考えている方もいらっしゃると思います。
しかし結論としては買取店で売ったほうが結果的に高く売れる可能性があるのです。
いくつか理由を説明するので、金券ショップと買取店で迷っている方は参考にしてください。
切手の仕分けに手数料がかかる
上信越切手と他の切手をまとめて売るケースでは、額面や図案ごとに仕分けをしておかないと金券ショップでは手数料を取られることもあります。
バイセルや福ちゃんなどの切手買取専門店は仕分けが不要としているお店が多いのですが、金券ショップではそうはいきません。
買取金額から仕分け手数料を引かれることになるので、セットや複数枚の切手を売りたい場合は買取店の方が楽でお得です。
基本的に買取金額は額面の8割くらいにしかならない
金券ショップは商品券などを安く買取、定価より少し下の金額で売ることで利益を得ています。
業態から考えても切手を額面以上の金額で買い取ることはなく、だいたい8割程度の金額が相場。
加えて金券ショップに珍しい切手を求めて買いに来るコレクターも少ないため、あまり高い金額で切手を買うことは不可能なのです。
バイセルや福ちゃんなどの専門店はコレクターに対して広い販路があるため、金券ショップよりも高い値段で切手を買うことができます。
FDCなどは買取不可になるかも?
よほど切手買取に長けている金券ショップでないと、初日カバーの切手などは買取不可になる可能性があります。
知識がない担当から見れば、FDCは単なる使用済み切手になってしまいますからね。
金券ショップをメインに扱っているチェーンのショップだと特にその傾向が強いです。
買取店なら使用済みの切手でも買取が可能ですし、付加価値もしっかり判断して適正な金額を提示してくれます。