1000年以上続いた江戸時代が終わり、次に即位した明治天皇。
日本で初めて洋装をした天皇で、日英同盟を結ぶなど日本の近代化に華々しく活躍した天皇として知られています。
そんな明治天皇の結婚25周年の記念祝典に合わせて作られた明治天皇銀婚記念切手は、買取金額が高くなることが分かりました。
査定相場や買取金額をなるべく高くするコツを紹介しますから、明治天皇銀婚記念切手を売るときはぜひ参考にしてみてくださいね。
1.明治天皇銀婚記念切手の買取価格はいくら?
使用済 バラ |
未使用 バラ |
2枚 セット |
FDC | |
二銭 | 500円 〜1,000円 |
3,000円 〜6,000円 |
1万円 〜2万円 |
3万円 程度 |
五銭 | 100円 〜300円 |
1,500円 〜3,000円 |
3万円 程度 |
明治天皇銀婚切手の買取価格は未使用のものならバラでもかなり高い金額で査定されます。
金額が二銭と五銭の2種類あるのですが、二銭の方が発行された枚数が少ないために希少価値が高く、より高い値段がつくようです。
さらにセットなら価値も高まることが分かりました。
100年以上前の切手のため美品なら価値あり
1894年(明治27)年3月9日に発行された100年以上の歴史を持つ切手ですから、現存しているもので美品は珍しく、それだけ価値が高くなります。
多少劣化の進んでもので使用済みだと1,000円を下回る値段ですが、未使用の美品では1枚だけの単品でもかなりの値段を期待することができるでしょう。
初日カバー(FDC)が高い!
初日カバー(FDC)の封筒とセットなら、3万円程度の値段での買取を期待して良いでしょう。
ココがポイント
初日カバーとは…切手と発行日の消印が押された郵便物がセットになったもののことを言います。
1894年(明治27年)の3月9日が発行日ですから、この日の消印が押されたものは収集家にとっては非常に価値が高いものになるのです。
初日カバーを売りに出される方は、かなりの高額を受け取れることが期待できますよ。
もし希少なシートでなら30万円超え!?
100年以上前に発行された明治天皇銀婚切手の50枚綴りシートはほとんど現存していないと言います。
買取市場に出ることは滅多にないということですが、もしも買取に出せた場合は15万円〜30万円ほどの値段で買取されます。
以前オークションで落札された際には20万弱の値段で落札されていました。
シートを見つけたら一攫千金も夢ではない、希少なレアシートですね。
2.明治天皇銀婚記念切手を高く売りたいならバイセル・福ちゃんへ!
100年以上前に発行された日本で初めての記念切手である明治天皇銀婚切手、せっかくなら確かな査定の腕を持つ買取店へ査定を依頼しましょう。
実績や買取金額にも期待できるのが「バイセル」と「福ちゃん」。
どちらも専門的に切手を買取している部署がありますから、貴重な戦前発行の記念切手の査定の目も確かです。
買取金額にも自信を持っている買取店ですから、あなたの予想よりも高額を受け取れるかもしれません。
相見積もりをとれば査定額がさらにアップ!
価値のある切手をより高い値段で買い取ってもらうためには相見積もりを取るのが良いでしょう。
ココがポイント
相見積もりとは複数の買取店で査定をしてもらい、査定金額を比べることです。
なぜ相見積もりが重要なのかというと、まずは記念切手の買取相場のバラツキを見極めて一番高価買取ができる買取店を探すことができるため。
また「他社では〜円という査定が出た」と伝えれば、同業他社との競争のため買取金額を上乗せしてくれる可能性もあるんです。
どうせなら相見積もりを取って、まとまった金額を手に入れましょう。
高く買い取ってほしいならバイセルがおすすめ!
明治天皇銀婚のような記念切手を高価買取してくれることでお馴染みなのが「バイセル」です。
買取金額に自信がある買取店ですから、明治天皇銀婚切手を期待以上の金額で買取してくれる可能性が高いでしょう。
24時間365日対応というサポートの手厚さも魅力の1つ、ぜひ問い合わせをしてみてください。
バイセルのポイント
- 24時間365日問い合わせ対応してくれるので自分の都合に合わせて質問が可能
- 事前に無料相談を受けられるなどの顧客サポート体制が手厚い
- 無店舗経営することで経費をカットして切手の高価買取を実現
汚れた切手を買い取ってほしいなら福ちゃんがおすすめ!
1894年発行の明治天皇銀婚記念切手は、見つかっても劣化をしていることが考えられます。
福ちゃんならヤケや黄ばみが発生してしまった切手でも、買取をしてくれることで評判です。
貴重な切手なら1枚だけから切手査定をしてくれますから、枚数が少ないと気にやむ必要がないのも嬉しいポイントです。
福ちゃんのポイント
- 国内外に独自の販売ルートを持っているので高額査定をしてもらえる
- 時代背景や歴史をしっかりと理解した査定をしてくれるので信頼が置ける
- 大量に切手を査定しても1枚ずつしっかりと丁寧に査定をしてくれる
3.明治天皇銀婚記念切手ってどんな切手?
切手の査定にはその時代背景や歴史も大きく関わってきます。
せっかく価値のある切手と出会ったのですから、その歴史や時代背景を知っておくと面白いですよ。
明治天皇銀婚記念切手が発行された経緯やエピソードを紹介しますから、査定の前に少しだけ頭に入れておいてください。
明治天皇夫妻の銀婚を祝って作られた切手
孝明天皇と皇后・慶子の間に生まれた明治天皇(諱:睦仁)は1867年に天皇に即位、1869年に一条美子(はるこ)を皇后としました。
二人の結婚から25周年目である1894年、新聞社に「特別切手を発行してほしい」との投書があり、それがきっかけで当時の逓信省(現在の総務省)大臣である黒田清隆の急な命令によって、銀婚記念の切手を発行することになったのです。
ココがポイント
当時切手の発行には1〜2ヶ月の日数がかかるのが一般的でした。しかし記念切手発行の決定がいきなりの事だったため、職員は5日間ほとんど寝ずに切手を仕上げたと言われています。
銀婚祝いの切手のため、絵柄はつがいの鶴と菊の紋章という非常に縁起の良い図案を採用しています。
中心の菊の紋章の周囲に書かれている英語は「明治天皇・皇后結婚25周年記念」と言う意味です。
日本で初めて発行された記念切手
江戸時代は鎖国の影響で欧米の文化が入ってこなかった日本ですが、明治になった急激に外国の文化が入ってくるようになりました。
明治天皇銀婚記念切手が発行されるまで、日本人のほとんどは記念切手というものの存在を知りませんでした。
ちなみに当初は「記念切手」ではなく、「特別切手」と呼ばれていました。
ココがポイント
1840年にイギリスで発行された1ペニー、2ペニーの切手が世界初の切手。世界で初めての記念切手は1871年4月にペルーで発売されました。
明治天皇は歴代初めて洋装をし、宇多天皇以来初めて外国人と面会するなど近代化に貢献した天皇で、国民から大変尊敬されていたそうです。
このような天皇の功績に敬意を払ったある投書と黒田大臣のツルの一声があり、外国の文化を取り入れた記念切手が発行される運びとなったのです。
2銭と5銭の2種類ある
日本で初めての記念切手である明治天皇銀婚記念切手は、凸版印刷で金額が二銭・五銭の2種類が発行されています。
二銭切手は国内での使用を想定したものだったので、発行部数は多めの1480万枚、カラーは赤色で印刷されました。
五銭のものは国外への郵便への使用を想定して作られたため、二銭と比較すると少なめの100万枚の発行部数でした。色は青を採用しています。
ココがポイント
二銭切手と五銭切手の買取価格に大きく差がつくのは、発行枚数にかなり差があるためです。
2年に渡り発行された大人気の切手
明治天皇は幕末時代の騒乱を収めて日本の近代に尽くした人物、また皇后は慈善事業や日本経済の発展に積極的に活動しました。
そういった日本への尽力の姿勢のみならず、明治天皇夫妻は日頃は質素倹約に努めて決して贅沢をしなかったと言います。
明治天皇夫妻の生活態度と尽力に国民は並々ならぬ畏敬の念を示していたのです。
このような経緯もあり、明治天皇銀婚記念切手は大人気となり2年間に渡り発行され続けました。
ココがポイント
戦前の切手発行枚数としても合計1580万枚の発行部数はかなり多い枚数です。
4.明治天皇銀婚記念切手を少しでも高く売る3つのコツ
プレミアがついた切手の査定金額を上げてもらうには3つの方法を覚えておきましょう。
3つポイントをお伝えしますから、ぜひ査定の際に参考にしてみてくださいね。
二銭と五銭のセットで売ると買取金額アップ
明治銀婚記念切手は二銭と五銭の2種セットで査定に出すとさらに価格が上がります。
2枚セットになっていれば1万円を超える買取価格も期待できますから、2枚ないか探してみてください。
FDC(初日カバー)の封筒と合わせて査定に出す
初日カバーとは新しい切手が発行された時にその切手を封筒にはり、当日の消印を押してもらったもののことを言います。
明治銀婚記念切手の発行は1894年の3月9日ですから、この日の消印があるものがあれば3万円以上の買取金額を期待できるでしょう。
ココに注意
使用済みのものと間違えて捨ててしまわないように、しっかりと消印の日付を確認してください。
明治天皇銀婚記念切手が封筒に貼られたものがあれば、ぜひ消印の日付を見てみてくださいね。
シートがあるならそのまま査定に出す
大変稀かとは思いますが、明治天皇銀婚記念切手のシートをお持ちであれば決して切り離さずにそのまま査定に出しましょう。
1シート50枚綴りのものは10万円以上で買取してもらえる可能性が高いです。
多少劣化していても、気象性の高さからある程度の金額が期待できるでしょう。
ココがポイント
シート状でなくても、切手が繋がっている状態でしたらコレクターからの需要が高くなります。
切手が綴りになっていたら、切り離さないで買取を依頼してくださいね。
5.明治天皇銀婚記念切手を金券ショップで売ると安い?
記念切手は金券ショップでも取り扱っていますが、高い買取金額を期待するなら切手買取専門店を選びましょう。
駅の近くなどで簡単に査定をしてもらえるので手軽ではありますが、いくつかの理由から買取先として第一候補にはおすすめできないのです。
金券ショップも視野に入れているなら、買取店も含めて査定を取って金額を比べてからにすると良いでしょう。
金券ショップでは額面を大きく上回る買取金額は期待できない
金券ショップだと普通切手、また記念切手も直近のものだと額面以下の買取になることが多いです。
明治天皇銀婚記念切手は査定の相場も高いので、額面通りということはありませんが、それでも買取専門店よりも査定額は平均的に低くなるでしょう。
金券ショップに値打ちものの切手を買いに来る収集家も少ないので、店頭販売が主な金券ショップでは高価買取が難しいのです。
切手買取店と比較すると販売ルートが弱い
切手買取店は国内外の切手収集家、もしくはバイヤーに販路を確保しているのですが、金券ショップだと自店舗での販売が主体。
せっかく価値のある切手を仕入れても売り先がない、ということが起き得ます。
収集家も少なくなってきてしまっている現在、明治天皇銀婚記念切手でも、買取店の相場ほど高くは買ってもらえないかもしれません。
明治以前の切手についての知識がない可能性も
金券ショップのスタッフは商品券や普通切手などはマニュアルなどもあり、査定にも慣れています。
しかし戦前切手となると、よほどのベテランでないと査定をした経験がないことも。
金券ショップによってはマニュアルに記載があるとは思いますが、何の切手か分からずになんとなくで査定されてしまう可能性が無きにしも非ず。
時代がかなり前の切手なので仕方がないのですが、価値のある切手は切手のプロに査定してもらいたいものです。
6.明治天皇銀婚記念切手の買取ならバイセル・福ちゃんがオススメ
記念切手買取に強いバイセルと福ちゃんなら、明治天皇銀婚記念切手を売ってまとまった金額を手に入れられます。
戦前切手や記念切手の買取の経験も豊かですから、切手を見極める目も確かです。
価値の高い切手を売るなら、やはりプロの在籍するバイセルや福ちゃんのような専門店に依頼するのがおすすめです。
2店舗以上の査定なら査定額がさらにアップ!
金券ショップを検討されている方は、ぜひバイセルや福ちゃんにも見積もり依頼をしてみてください。
2店舗以上に査定をしてもらうことで、より高価買取が可能な買取店を選ぶのが簡単になります。
他店の見積もりを提示すれば、査定額をそれ以上の金額に変更してもらえることもありますよ。
ぜひバイセル、福ちゃんを含めて2店舗以上で査定をしてもらってくださいね。
ココがポイント
バイセル ・福ちゃんともに査定料金は利用者負担0円なので、安心して査定を頼むことができます。
高く買い取ってほしいならバイセルがおすすめ!
年間2万件もの切手買取の問い合わせを受けている実績、さらに切手を高価買取してくれることでお馴染みなのが「バイセル」です。
買取金額に自信がある買取店ですから、明治天皇銀婚切手を期待以上の金額で買取してくれる可能性が高いでしょう。
24時間365日対応というサポートの手厚さも魅力の1つ、ぜひ問い合わせをしてみてください。
バイセルのポイント
- 24時間365日問い合わせ対応してくれるので自分の都合に合わせて質問が可能
- 事前に無料相談を受けられるなどの顧客サポート体制が手厚い
- 無店舗経営することで経費をカットして切手の高価買取を実現
汚れた切手を買い取ってほしいなら福ちゃんがおすすめ!
1894年発行の明治天皇銀婚記念切手は、見つかっても劣化をしていることが考えられます。
福ちゃんならヤケや黄ばみが発生してしまった切手でも、買取をしてくれることで評判です。
バラの切手1枚だけでも切手査定をしてくれますから、枚数が少ないと気にやむ必要がないのも嬉しいポイントです。
福ちゃんのポイント
- 国内外に独自の販売ルートを持っているので高額査定をしてもらえる
- 時代背景や歴史をしっかりと理解した査定をしてくれるので信頼が置ける
- 大量に切手を査定しても1枚ずつしっかりと丁寧に査定をしてくれる