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【美品じゃないと安い?】第一次国立公園シリーズ「十和田切手」の買取価格は?

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第一次国立公園シリーズという切手は20年間にわたり発行され続けた非常に人気の特殊切手シリーズの1つ。

中でも十和田切手という切手は、東北の国立公園である十和田国立公園をモチーフとした美しい切手です。

さて、この切手をお持ちの方はどれくらいの金額で売れるのか、そしてどうすればより高い値段で買取をしてもらえるのか疑問がいっぱいではありませんか?

人気のある切手シリーズをお持ちなのですから、知識をつけて最大限の値段で売却しましょう!

この記事では十和田切手の買取金額だけでなく、どうすればより高い値段がつくのかをまとめています。

ぜひ最後まで読んで、切手の売却をする際の参考にしてみてくださいね。

 

1.十和田切手の買取価格はどのくらい?

十和田
切手
使用済 未使用 20枚
シート
小型シート
2円 50円
〜120円
90円
〜300円
2,000円
〜6,000円


2,000円程度

8円 80円
〜200円
300円
〜900円
7,000円
〜2万円
14円 300円
〜1,000円
400円
〜1,200円
9,000円
〜2万7千円
24円 300円
〜1,000円
500円
〜1,500円
1万3千円
〜4万円

十和田切手の買取金額を、現在の販売価格や過去の買取履歴をもとに表にまとめました!

基本的に戦前発行の第1次国立公園シリーズ切手と比較すると金額が低めではありますが、シート状のまま査定に出せばより高い金額がつく可能性があります。

 

14円・24円の切手が高め

十和田切手の発行枚数は14円と24円切手が最も少ないので、現在まで残っている数が少ないことで価値が高まっています。

50万枚ずつしか発行されておらず、2円と8円の300万枚と比較するとかなり少なめの金額です。

使用済みでも美品であったり消印の種類によってはさらに高い値段がつく可能性もあります。

 

美品の場合にのみ高額買取になる可能性

十和田切手は戦後発行の切手のため、今も手元に残っている切手が多く希少性が低めです。

しかし発行された時代が古めなので、切手が新品に近い状態で残っているものはそれだけレア度が高くなります。

切手は裏面にノリが残っていたり、シワやシミがなく綺麗な状態のものを美品と呼びます。

十和田切手でも状態がよいシートなら数万円を超えることもありますし、バラでも数千円以上の金額がつく可能性もあるでしょう。

 

使用済み切手でも価値が高い場合もある

冒頭のデータを見るとすでに消印が押されている切手は軒並み金額は低めですが、一部の使用済み切手はこの相場表に当てはまりません。

ポイントは消印で、珍しい種類の消印や押された局の名前や日付などがくっきりと確認できるものはコレクター人気が高いです。

有名なのは満月印というもので、切手の中に消印がすっぽり収まっているものをいいます。

他にも欧文ローラーという珍しい消印が押されたものは、過去に使用済みでも8,000円以上の金額がついたことも。

使用済みでも価値の高い切手はあるので、捨ててしまわずに査定に出すべきです。

 

2.十和田切手を査定に出すならバイセル・福ちゃん!

十和田切手は状態によってかなり金額に差が出やすいもの、切手にかなり詳しくないと価値を見極めることができません。

そんな時はプロの切手鑑定士が在籍しているバイセル、福ちゃんという切手買取専門店がオススメ!

どちらの買取店も切手に精通したスタッフが全国に出張、または宅配で切手を鑑定してくれます。

手元にある十和田切手を高く売りたいなら、切手の価値や状態をしっかりと見極められる買取店に依頼をしましょう。

 

より高く売りたいなら複数社査定!

また切手の状態判断は査定員の感覚や会社の基準によって違い、会社によっては見積もり額に大きな差が出ることもあります。

その差額を見極めるために必要なのが複数社査定です。

複数社査定とは福ちゃん、バイセルの両方に査定を依頼してより高い見積もりが出た方に売却をするということ。

金額の差を見極めて、一番高く切手を評価してくれる買取店を簡単に見つけられるので必ず実践していただきたい方法です。

より切手を高く売りたいなら複数の会社に査定を申し込み、金額を見比べてからにしてくださいね!

 

スピード買取が希望ならバイセルがおすすめ!

バイセルでは申し込みから最短で30分で出張査定が可能と謳っているスピード重視の買取店です。

全国に出張査定員がスタンバイしているため、いつでも何処へでも切手を買い取りに来てくれますよ。

査定にかかる料金がかからない、そして出張買取も申し込みからすぐに対応してくれるスピーディな対応が強みです。

バイセルのポイント

  • 口コミ・評判をチェックすると金額面での満足度が高い
  • 無店舗経営を行うことで余分な経費をカットし、買取金額に回すことができる
  • 全国にスタッフを配置しているので申し込みから最短30分と短い時間での査定が可能

バイセルの無料査定はコチラから

 

丁寧な対応が希望なら福ちゃんがおすすめ!

福ちゃんは非常に丁寧な接客をしてくれて、査定の流れもスムーズに行くと評判の良い買取店です。

福ちゃんは古物買取実績が合計で200万点を超える買取店で、切手の買取実績についても申し分なし。

もちろん切手買取の金額についても評判が良く、接客面でも金額の面でも満足できる買取ができるでしょう。

福ちゃんのポイント

  • 査定の説明が丁寧で価格にも満足したなど顧客満足度が高い買取店
  • 国内外に独自の販売ルートを持っているため、なるべく高い値段で切手を買取してくれると評判
  • 宅配買取・出張買取が可能なので忙しい方でも家から出ずに切手を売ることが出来る

福ちゃんの無料査定はコチラから

 

3.十和田切手とは?

出典:ヤフオク!

第1次国立公園シリーズで1951年7月20日に発行されたのが十和田切手です。

切手のモチーフは十和田国立公園で、八甲田連峰や十和田湖を意匠として採用しています。

第1次国立公園シリーズのデザインには写真が用いられているのが特徴で、グラビア印刷を使用して絶景を見事に小さなフレームに再現したものです。

特に戦前に発行されたものは発行枚数の少なさからレアで、買取金額がかなり高いです。

戦後発行のものも戦前発行の国立公園シリーズよりは値段は下がりますが、ある程度金額で売れる今でも人気のあるシリーズの1つと言えるでしょう。

 

額面は2円・8円・14円・24円

十和田切手の額面は2円、8円、14円、24円の4種類で発行されています。

額面ごとに金額は違って、2円は「おいらせ」をデザインとして採用したもので300万枚発行。

8円のテーマは「十和田湖」で2円と同じく300万枚発行されています。

14円は「観湖台」をテーマとしたもので50万枚、24円は八甲田連峰をテーマとしたもので同じく50万枚が発行されました。

 

 

十和田八幡平国立公園とは

出典:環境省HP

十和田八幡国立公園とは仙台地方にある国立公園で、原生林が広がる火山と自然を楽しめる場所です。

1956年7月10日に国立公園指定され、青森県、岩手県秋田県にまたがっている公園で、十和田湖周辺と八幡平周辺の火山群を包括しています。

ココがポイント

那須火山帯が含まれる地帯なので温泉が多く、火山の博物館と呼ばれているそうです。

切手のテーマとなっている「おいらせ」は青森県の奥入瀬渓流がデザインで、青い川と緑を楽しめる観光スポット。

そして十和田湖は火山噴火の際にできた穴に水が溜まったカルデラ湖で、透明度の高い湖面がキラキラと輝く美しい景色を楽しめますよ。

出典:Wikipedia

次に14円切手の意匠の観湖台は北海道のツーリングスポットで、神秘の湖と呼ばれる十和田湖の目の前にある展望所です。

24円切手のモチーフとなっている八甲田連峰は有名な八甲田山のことで、かの有名な八甲田山雪中行軍遭難事件が発生した場所でもあります。

悲劇的な事件が起きたところではありますが、東北地方の大山脈の一部で緑が美しい山並みを楽しめます。

 

4.十和田切手を少しでも高く売る4つのポイント

十和田切手を査定に出す際に少し気をつければ、金額を底上げできる可能性があります。

ここでは4つのポイントをお伝えするので、十和田切手を今から売りに行く方は参考にしてみてくださいね。

 

セットで査定に出すこと

使用済み、未使用に関わらず切手のシリーズものはセットで売りに出すと査定額が上がります。

十和田切手は4種類の図案があるので、4枚揃っていると通常相場よりも高い金額で売れるでしょう。

4枚揃わない状態だとしても、1枚よりも複数枚ある方が高いので個別ではなくまとめて査定に出してみてくださいね。

 

切手の劣化を防いでおく

遺品や蔵の整理などで切手を発見した場合、その時点からさらなる劣化を防ぐようにしましょう。

綺麗な状態で見つけた場合は、印刷面に手で触れたりすることなくファイルに密封して直射日光を避けてください。

こうすることで日焼けによる劣化、印刷面に手の油がついてにじむことを避けることができます。

十和田切手は特に状態によって金額に差が出やすいので、査定までの保管状態はとても大切です。

 

消印によっては高価値のものがあるので捨てないこと

使用済み切手は価値が低いからと捨ててしまうことがありますが、十和田切手は使用済みでも高く売れる可能性があります。

先ほど紹介したような珍しい消印の場合、そして発行当日の日付の消印が押された初日カバーなどです。

消印の種類に詳しくない、という方もプロの査定員が見れば価値を見極めてくれますから査定に出すべきと言えるでしょう。

 

切手に精通した買取店選びを

バイセルや福ちゃんのようなプロの鑑定士のいる買取店を選びましょう。

金券ショップやオークションを使うと、希望通りの値段より低い金額で売れることが多々あります。

切手買取店なら先ほど紹介したような使用済み切手でも付加価値を評価してくれる可能性がありますし、何より買取基準が金券ショップなどより高めに設定されているのです。

少しでも高く十和田切手を売りたい場合は、バイセルや福ちゃんのように専門的に切手を扱っている買取店を選んでくださいね。

 

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