特殊切手

【セットでも高!】第一次国立公園シリーズ「阿寒切手」の買取価格はどのくらい?

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第1次国立公園シリーズ「阿寒切手」を売ろうとしている方、相場や額面合計の計算は済んでいますか?

しっかりと査定の前に相場リサーチをしておかないと、悪徳業者に切手を安く買い叩かれてしまうかもしれません。

そこでこの記事では阿寒切手の買取相場、そしてどこで売れば一番高く売れるのかをリサーチしてまとめました。

 

1.阿寒切手の買取価格相場はどのくらい?

阿寒
切手
使用済 未使用 20枚
シート
小型シート
2円 40円
〜80円
50円
〜100円
1,000円
〜3,000円


2,000円程度

8円 70円
〜140円
100円
〜300円
2,400円
〜6,000円
14円 300円
〜700円
400円
〜1,300円
1万円
〜3万円
24円 300円
〜900円
600円
〜1,800円
1万5千円
〜4万5千円

阿寒切手の買取金額は上記のような金額になりました。

戦後発行の切手のためやや戦前の国立公園シリーズ切手と比較すると買取額は下がりますが、発行枚数の少ない24円と14円の切手はかなりの高い値段がつきます。

また小型シートという1枚の台紙に4種類の切手がセットになった小型シートは2,000円程度の買取の履歴がありました。

 

買取価格が高いのは24円切手

買取価格が最も高いのは24円切ってで、使用済みでも1,000円弱の金額がつきます。

未使用で美品であれば2,000円程度の値段がつくこともあるので、かなりの価値がある切手と言えるでしょう。

これは他の2円と8円に比べて14円と24円はかなり少ないためで、稀少性が高いのです。

戦後に発行された切手とはいえ流通量が少ないため、現在まで残っている切手が少なくプレミア価格になっています。

 

初日カバーもやはり高い!

昭和25年7月15日の消印がついた初日カバーはやはり高値で売れるようです。

使用済み切手はデータ上でも買取金額はあまり高くないようですが、初日カバーに限っては価値が高いので注意しましょう。

切手の発行日の消印が押されたものは珍しく、コレクター人気が高いので高く売れます。

使用済み切手を見つけたら日付をチェックしてみるのを忘れないようにしてくださいね。

ココがポイント

過去に4種類の阿寒切手を封筒に貼り付け、そこに初日の風景印という消印が押された初日カバーは4万円を超える金額が落札されています!

 

セットで売るのもいい

阿寒切手をより高く売りたい場合は、4種類の額面をセットでまとめて売ることをお勧めします!

シリーズものが揃っているほどコレクターからは需要が高いので、それに比例して買取金額も上るのです。

仮にバラ切手だとしても4枚揃っているだけで単品よりも高く売れます。

切手を売る際はなるべくまとめて、セットで出すと高く売れるということを覚えておきましょう。

 

2.阿寒切手を高く売るならバイセル・福ちゃんがオススメ

阿寒切手を高く売るには、切手をどこに売るかも重要なポイントになります。

そして切手買取店を選ぶ時のポイントは以下のようなものがあるでしょう。

  • 査定にかかる手数料が無料で見積もりが取りやすい
  • 出張買取や宅配買取に対応していて全国どこからでも依頼できる
  • 切手買取の経験が豊富でスタッフが切手に詳しい
  • 口コミ評判をチェックして「高額買取してもらえた」などの声が多い

この4つの点を基準にリサーチしたところ、バイセルや福ちゃんがオススメです。

どちらも口コミ評判が良く、切手を高く買ってくれると評判の買取店なので阿寒切手を高額で売りたい方にぴったりですよ。

 

相見積もりは査定額アップの秘訣?

査定額を出来るだけアップしたいなら、相見積もりを取るのが重要ですよ。

相見積もりとは複数の会社に切手の査定を頼むことで、一目瞭然でどの会社が一番切手を高く評価してくれるか見分けることができます。

特に価値のある切手の場合は他社より高く買い取りをしようと競争が起きる可能性があるので、査定額をアップしてくれる可能性もありますよ!

複数の会社に見積もりを取るのは面倒と感じるかもしれませんが、査定額がアップするならしない手はありません。

 

高額買取を希望する場合はバイセルがおすすめ!

バイセルは切手買取界でもかなりの高い基準で切手買取を行なっている買取店の1つです。

特にバイセルは高い金額で切手を買ってくれるばかりでなく、申し込みから最短30分で出張査定に来てくれる機動力の高さが強み。

早く切手の価値を知りたい場合や急いでいて切手コレクションを整理したい場合にぴったりの買取店なんです。

バイセルのポイント

  • 切手買い取り業界でもトップクラスの水準の買取金額なので予想以上の金額で売却できる可能性がある
  • 無店舗経営を行うことで余分な経費をカットし、買取金額に回すことができる
  • 全国にスタッフを配置しているので申し込みから最短30分と短い時間での査定が可能

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切手が汚れてしまった場合は福ちゃんがおすすめ!

 

昭和25年発行の切手である阿寒切手は劣化が進んでいることも珍しくありません。

切手の劣化によって金額が大幅に下がるのを避けたいなら、どんな状態の切手でも買取になると評判の福ちゃんを利用してみましょう。

福ちゃんは汚れやシミがある切手でも買取になった、しかも金額が予想以上だったという口コミ評判が非常に多いのです。

見つけた切手がに色褪せがあったりシワがある、という方は福ちゃんを利用してみると良いでしょう。

福ちゃんのポイント

  • 査定の説明が丁寧で価格にも満足したなど顧客満足度が高い買取店
  • 劣化した切手でも買取になったという声が多く、また買取金額も高い
  • 宅配買取・出張買取が可能なので忙しい方でも家から出ずに切手を売ることが出来る

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3.阿寒切手とは?詳しく解説!

1936年から発行が始まった第1次国立公園シリーズは、戦時中には一時的に発行が中止されましたが戦後また発行され始めました。

阿寒切手は1950年7月15日、前作の富士箱根切手(二次)からちょうど一年後に発行された特殊切手です。

1934年から始まった国立公園制度を記念して作られたこの切手は日本の名景が見られると人気の切手で、戦前から戦後にかけて20年もの間発行されました。

切手の意匠となっているのは戦前の定番だったイラストではなく、逓信省(郵政省)の職員によって撮影された写真が採用されています。

ココがポイント

この切手はグラビア印刷という技法で作られていて、写真の鮮明な画像をそのまま切手に収めたデザインが人気です。切手のモチーフとなった写真は本格的な機材を用いて、まるでプロが撮ったような仕上がりになっています。

 

額面は2円・8円・14円・24円

阿寒切手の額面は4種類、2円、8円、14円、24円の4種類で発行されました。

ココがポイント

2円はかなり安い額面に見えますが、当時の大卒の会社員の初任給が7,000円の時代です。2円は今の金額に直すと大体60円くらいになります。

14円と24円は国際郵便を送るときなどに使われた切手のため、金額がかなり高めの設定です。

戦前発行の第1次国立公園シリーズ切手は2銭・4銭・10銭・20銭であったことを考えると、日本が戦後に物価が上昇してきていることがわかりますね。

 

それぞれの図案はどんなもの?

出典:環境省HP

切手の図案は阿寒国立公園の中から特に有名な場所が4つピックアップされています。

阿寒国立公園とは正式には阿寒摩周国立公園のことで、公園に指定されている区域の9割が未開発の森林という原始的な自然を観察できる場所です。

ココがポイント

1934年12月4日国立公園指定された時は「阿寒国立公園」という名称でしたが、2017年に地元自治団体の要望による「阿寒摩周国立公園」」に名前が変わりました。

2円切手のモチーフとなっているのは「雌阿寒岳」、8円のデザインは「クッチャロ湖」14円は「阿寒富士」、24円は「摩周湖」が採用されています。

雌阿寒岳は現在も噴火活動が続く活火山で、頂上には高山植物が自生していて植物研究にもよく用いられる場所です。

クッチャロ湖はアイヌ語で「沼の水が流れ出る出口」という意味で、毎年2万羽ほどのコハクチョウが飛来します。

阿寒富士は標高1,467メートルの活火山で、綺麗な円錐状の形をした山です。

摩周湖は世界で2番目に透明度の高い湖で、元は活火山が噴火した際に形成されたカルデラに水が溜まったものが摩周湖です。摩周湖のマリモは天然記念物にも指定されています。

 

14円・24円切手は発行枚数が少ないため価値大

4種類の額面の中でも特に14円と24円切手は発行枚数が少ないためにプレミアがついています。

1950年には郵便料金の引き上げが行われていて、ハガキ1枚を送るのに2円、封書を送るのに8円の切手が必要でした。

そのため2円と8円は300万枚ずつ、14円と24円は50万枚ずつとかなり流通した枚数に差がつけられています。

ココがポイント

前年に発行された「富士箱根切手(二次)」は海外郵便の料金改定の直後だったこともあり、14円と24円切手は500万枚発行されました。

前年大量に高額切手が発行されたこともあり、14円と24円はかなり少なめに部数が調整され、それゆえに現代でプレミアがつく結果となっています。

 

4.阿寒切手をオークションで売りたい!高くなるの?

阿寒切手をオークションで出品すれば、自分の希望額で売れるのでは?と考えている方もいますよね。

実はオークションでも阿寒切手を売ることはできますが、いくつかの理由により買取店に依頼した方が手軽かもしれません。

いくつか理由を説明するので、比較してどちらで売るかを決めてくださいね。

 

価値の高い切手ほどトラブルになりやすい

阿寒切手のようなコレクター人気の高い切手は、コレクターからの需要が高いものです。

そのため落札される可能性はありますが、コレクターは切手の状態などの見極めが厳しいので後から「写真と違う」「説明を受けていない」などとクレームが起きることもあります。

買取店ならば直接査定スタッフが切手の状態を見てくれるので、このようなトラブルは起き得ません。

 

切手の発送にも手間がかかる

無事に切手が落札されたとしても、切手の発送にも神経を使わなければなりません。

切手が折れ曲がったりすると先ほどお伝えしたようなトラブルになりかねませんから、通常郵便で切手だけ入れて郵送というわけにはいかないのです。

ケースに入れたりするなど工夫が必要なので、必要以上の経費がかかってしまうでしょう。

バイセルや福ちゃんなら出張買取を利用できるので、家まで切手を取りに来てもらうことができるので楽ですよね。

 

金額的に満足いく結果になるかは分からない

阿寒切手は価値の高い切手ではありますが、オークションで阿寒切手を探しているコレクターと会えるかどうかは時の運です。

最悪の場合は悪徳業者に当たってしまい、安い金額で落札されて泣きを見るかもしれません。

切手買取専門店ならばある程度相場に従って買取をしてくれるので、必要以上に安い金額で買取になることは少ないでしょう。

 

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