第2次国宝シリーズ「鳥獣人物戯画切手」の買取相場をお調べですか?
買取相場をしっかりチェックしておかないと、実際の査定の際に損をすることがあります。
この記事では鳥獣人物戯画切手の買取相場、またどこで売るのが最も楽で高く売れるのかを検証しました。
ぜひ切手買取を考えている方は、買取店選びや買取方法を検討する際の参考にしてみてくださいね。
1.鳥獣人物戯画切手の買取価格相場は?
バラ | シート | 16種 セット |
|
鳥獣 人物 戯画 切手 |
40円 〜50円 程度 |
1,000円 程度 |
2,000円 |
鳥獣人物戯画切手の買取金額を表にまとめてみました。
鳥獣人物戯画切手は50円の額面で発行されているので、だいたい額面通りの買取金額のようです。
さらにシート状でも1,000円程度なのでシートで売れば高くなるわけではありませんでした。
表の一番右のセットというのは第2次国宝シリーズ第8集までの16枚をセット売りした場合の買取金額です。
額面通りの価格なので期待できない
額面50円を上回ることはない切手なので、お宝切手と呼べるものではありません。
シートを複数枚所持している場合、または第2次国宝シリーズ全集を持っていればある程度の金額を受け取ることができます。
第2次国宝シリーズが発行された当時は日本の印刷技術も発達していてエラー切手なども少なく、発行枚数も多いことがプレミア勝ちがつかない要因となっています。
みほん切手など持っていれば高くなる
買取金額としては高いと言えない鳥獣戯画切手ですが、高く売れる切手も中にはあります。
それは見本切手と呼ばれるもので、切手の図面に「みほん」と印刷してあるのが特徴。
見本切手は切手のレプリカ品を偽造されるのを防ぐために作られる真贋鑑定用の切手で、限定品なのでそれだけ希少価値が高いのです。
そのほかFDCと呼ばれる発行当日の消印が押された切手は使用済みでも額面以上の金額で売ることができます。
2.鳥獣人物戯画切手の査定はバイセル・福ちゃんへ!
さほど金額面で期待できない鳥獣人物戯画切手ですが、バイセルや福ちゃんなどの切手買取専門店に査定を依頼してみてください。
金券ショップや適当な買取店を選んでしまうと額面割れしてしまう可能性もあるからです。
バイセル、福ちゃんは大手の切手買取店なので販路も広く、また切手買取実績も豊富。
販路が広いことで買取金額を最大限にまでアップできますし、みほん切手やFDCなどの額面以上の価値がある切手を見落とすこともありません。
少しでも高く鳥獣人物戯画切手を買取してもらいたい方はバイセルや福ちゃんを利用してみましょう。
より高く売るなら複数社査定!
さらに買取金額を期待するのならば複数の会社に査定を出すのがオススメです。
バイセル、福ちゃん以外にも候補があるなら全ての買取店に切手の査定を依頼して見積もりを比較しましょう。
切手の買取は会社によって査定額が大きく違ったりするので、しっかり比較しないと損をすることになるからです。
少し面倒に感じるかもしれませんが、鳥獣人物戯画切手の買取金額を少しでも高くするために複数の会社に査定を出しましょう。
迅速に対応してほしいならバイセルがおすすめ!
迅速な対応に定評のあるバイセルなら、急ぎで第二次国宝シリーズや鳥獣人物戯画切手を売りたいときにも便利です。
申し込みから最短30分で査定が可能なことを強みにしている会社なので、とにかくスピード感のある迅速な対応をしてもらえます。
事前に切手買取について無料相談を受け付けているので、ぜひ気軽に問い合わせをしてみてくださいね。
バイセルのポイント
- 全国各地にスタッフがスタンバイ!申し込みから最短30分で査定ができるスピード買取が可能!
- スタッフの教育も良く対応も丁寧で好感が持てると口コミが多い
- 年間数千件の切手買取に対応しているので適正な金額で鳥獣人物戯画切手を買取してもらえる
切手が汚れてしまっているなら福ちゃんがおすすめ!
福ちゃんは汚れや色あせのある切手でも買取ができると評判の切手買取店です。
通常古くて劣化した切手は買取不可になる買取店が多い中、福ちゃんでは買取対象にしてもらえたという口コミが多いのが強み。
さらに丁寧な査定と接客で顧客満足度も高いので、気持ちの良い取引が期待できるでしょう。
福ちゃんのポイント
- 古い切手や劣化した切手でも買取になったという口コミが多い
- 査定の説明が丁寧で価格にも満足したなど顧客満足度が高い買取店
- 国内外に販売ルートを持っているので買取金額も最大限まで値上げしてくれると評判
3.鳥獣人物戯画切手ってどんな切手?
1977年(昭和52年)3月25日に発行された第2次国宝シリーズ第3集で発行された切手です。
額面は50円で発行枚数は3,400万枚とかなり多くの数が発行されました。
同じく第3集で発行された「雲中供養菩薩像切手」という100円切手の発行枚数は1800万枚なので、約二倍の数が発行されています。
日本4大絵巻の1つと言われる「鳥獣人物戯画」の1シーンを切り取ったデザインが採用されました。
鳥獣人物戯画ってなに?
鳥獣人物戯画とは京都市左京区の高山寺に伝わった水墨画の絵巻物で、ウサギやカエルなどの動物を擬人化し、当時の世相をユニークに描いたものです。
絵巻の一部の場面には現在も漫画で用いられる手法を使っていて、「日本最古の漫画」と呼ばれることも。
甲乙丙丁の4巻と断巻で形成されていて、研究では別々の作者が平安時代から鎌倉時代にかけて作成した作品が高山寺に伝わり、後に「鳥獣人物戯画」として1つの作品にまとめたと言われています。
ココがポイント
作者は鳥羽僧正・覚猷という戯画の名手ではないかと言われてきましたが、作成年月や画風に違いが見られるため現在では無名の僧侶が別々に作成したものという説が一般的です。
明治32年に国宝指定され、現在は東京国立博物館・京都国立博物館に2巻ずつが分けて所蔵されています。
日本四大絵巻とは?
鳥獣人物戯画は日本4大絵巻の1つに数えられる名作です。
ココがポイント
日本4大絵巻とは「源氏物語絵巻」「信貴山縁起」「伴大納言絵巻」「鳥獣人物戯画」のことをさします。
信貴山縁起は第一次国宝シリーズの切手のモチーフとしても採用されています。
源氏物語絵巻は紫式部原作の光源氏の恋多き人生を描いた小説を絵巻にしたもの、信貴山縁起は命蓮という不思議な力を持った人物の伝説的なストーリーを描いたもの、伴大納言絵巻は応天門の変を起こした大納言・伴善男の陰謀とそれを捉える検非違使(当時の警察)の活躍を描いた絵巻です。
絵巻物は日本の文化や当時起きた重要な出来事を知るのに有効で、歴史的な資料としても価値の高いものです。
4.鳥獣人物戯画切手をオークションで売ると高いの?
鳥獣人物戯画切手をオークションで売りたいと考えている方もいるでしょう。
実際のオークション落札金額も含めてリサーチしたところ、さほど高い金額での落札は期待できませんでした。
結論的に買取店に売ったほうが手元に残る金額は多くなるようなので、詳しく理由を解説していきます。
落札金額から手数料を引かれる
オークションでの落札金額は額面と同程度で買取店と大差はありませんでした。
しかしオークションを利用した場合はそこから落札手数料が差し引かれるので、だいたい受け取れる金額は9割程度になります。
落札金額が丸ごと手元に入るわけではない、ということに注意が必要です。
ココがポイント
バイセルや福ちゃんなら査定にかかる手数料が無料。査定された金額をそのまま受け取ることができます。
自分で発送や梱包資材を購入する必要がある
またオークションで無事に切手が落札されたとしても、切手の梱包や発送は自分で行う必要があります。
切手が傷つかないように緩衝材を使ったりアルバムに入れたり、ある程度注意をして送らなければなりません。
梱包資材を購入したり、送料負担をする場合もあるのでそういった面でも経費がかかります。
切手の状態の記載や写真撮影が面倒
またオークションでは切手の状態を詳細に伝えるために、服数枚の写真を掲載、さらに文章でも状態を詳しく記載しなければなりません。
この作業が案外面倒なのですが、ここを怠ると落札者と後々トラブルになる可能性があるので注意してください。
オークション出品は出品作業から発送まで全て自分で行うため、手間がかかります。
ココがポイント
バイセルや福ちゃんのような切手買取店は直接査定をしてくれますので、自分で特別用意するものはありません。手間を省くという意味でも買取店を利用した方が良さそうです。